経済指標を利用してバイナリーオプションで勝つ!見方と攻略法を伝授します

バイナリーオプション攻略法

あなたはバイナリーオプションで取引をする際、経済指標をチェックしていますか?

経済指標をチェックしている人としていない人ではバイナリーオプションの勝率に大きな差が出ます。

ここでは勝率アップのための経済指標の見方や、経済指標を利用したエントリー方法についてわかりやすく説明します。

この記事を読んでバイナリーオプション攻略のヒントにしてくださいね。

 

なぜバイナリーオプションで経済指標が重要なの?

「エントリー中に予想だにしない急激な変動で大暴落してしまった・・・」

こんな経験をしたことのある方も多いと思います。

タイミングとしてはテクニカル的に完璧な時にエントリーしたはずなのに、なぜか突然砂山が崩れるように暴落してしまったという状況です。

「エントリー直後は順調に上がっていたのにどうして・・・」と思いますよね。しかしこういった急激な価格変動には必ず理由があります。

それは何かしらの「材料」が出たときです。

その材料とは、ほとんどが

・経済指標の発表の予定がある、もしくは発表された

・各国の代表が発表された経済指標に関して何かコメントをした

といったものです。

いかなる変動にも理由があるのです。

突然の値動きに毎回邪魔されていては、せっかくのテクニカル分析も意味を持ちませんね。

「経済指標」という材料を使えば、急激な価格変動にも対応できるようになるのです。これで時間をかけて行った分析が無駄になることもありません。

あらかじめ経済指標が発表される時間は知ることができるため、事前に経済指標による価格変動に対応するための作戦を立てることができます。

また、経済指標発表後の価格変動の動向がわかれば、発表後にエントリーすることもできるのです。

経済指標チェックできるサイトはたくさんあります。いくつかを比べてみて自分の見やすいサイトを探してみてください。そしてサイトを見て経済指標発表の時間を把握する癖をつけることをおすすめします。

 

経済指標ってなに?

経済指標とは簡単に説明すると、各国の経済や景気の状況を数値化したものの事です。

各国の景気が上がるのか下がるのか、経済指標の数字を分析すれば知ることができるのです。

この数字は、国が「景気・金利・物価・雇用」といった複数の観点から自分の国の経済状況を分析し出しています。

つまり、その国の経済状況を知るためには経済指標のチェックがかかせないということです。

 

当然ですが投資家は、経済状況の良い国から価値の高い通貨をかいますよね。反対に、景気の悪い国の通貨は買う理由がないため売られます。

バイナリーオプションでは基本的に、経済指標の直前はエントリーしない方が良いでしょう。

経済指標を利用してエントリーしてみよう

ここからは実際に経済指標を利用してエントリーをする方法について説明します。

①経済指標の過去の結果と数値予測を比較してエントリー

「事前予測値」というのは経済指標の数値が発表される前に予測される数値のことです。

前回の結果と、この事前予測値を比較することで、今回どのように変動するかを予測します。

仮に前回の結果より、事前予測値の数値が悪ければその国の通貨は売られやすくなることが予測できます。

反対に事前予測値の数値がよければ、通貨が買われやすくなることが予測できますね。

 

②指標発表後の動きを見て、大きく動いた逆方向にエントリー

最近の為替相場では、一定方向に相場が動いた際、それをコントロールするかのように逆に動くことがあります。

なぜなら機械的にエントリーしているプレイヤーは、動いたら即利益確定という動き方をするので、一瞬で上昇したもののすぐに下降していくのです。

これを利用し、指標発表後に相場の動きが落ち着いたタイミングで、逆方向にエントリーするというやり方が合理的です。

しかし、経済指標のインパクトの大きさ次第では逆に動かないこともあるため、見極めることが重要です。

 

注意点その1:エントリー前に大きな反転があれば見送ろう

「予想していたとおりだったのに乗り遅れた・・・」

こんなときは悔しさからつい追いかけてしまいがちですが、ぐっとこらえましょう。

注意点その2:値動きが早すぎるときは見送ろう

早すぎる値動きの際は、どのバイナリーオプション業者であろうと注文が入りにくいです。

また、無理にエントリーしたところで勢いづいていて反発しなかったり、すでに乗り遅れている場合が多いため、見送った方がよいでしょう。

注意点その3:掛け金は少なめに!

経済指標発表時のイレギュラーな動きは危険を伴います。

基本的に掛け金は少なくしておいた方が、もしもの時の保険となるでしょう。

 

チェックすべき経済指標

ここまで読んで、経済指標がバイナリーオプションの取引の上でいかに大切か理解していただけたでしょう。

取引の重要なヒントとなる経済指標、全てをチェックしたい!という気持ちになりますよね。

しかし経済指標はたくさんの国から次々と発表されるため、全てを確認することは難しいです。

そのため、数値の発表により「大きな値動きを起こす可能性が高い経済状況」に絞ってチェックすることがポイントとなります。

いくつかのバイナリーオプションで是非チェックすべきな経済指標を説明します。

 

①政策金利(FRB、ECB、日銀、BOEなど)

中央銀行がそれぞれの金融機関に融資する際に適用される金利のことを、政策金利といいます。

この金利は、不景気とともに個人消費の減退が起こると企業が物の生産を控え資金需要が低下するため、下がります。

反対に、企業が多くのものを生産し、設備投資に対する意欲が高まることが見込まれれば、資金需要は高まると予想し、金利が上がります。

この政策金利に基づいて、各金融機関は企業に融資をする際の金利を決定します。そのため、もし金利が高くなると、企業はお金を借りることが難しくなります。

それが企業の活動の抑止に繋がり、景気が悪化してしまいます。

逆に金利が安ければ、企業がお金を借りやすいため、活発な経済活動へと繋がり、景気が良くなります。

まとめると、「金利を上げる=通貨高」が為替における基本ということです。

国の景気が大きく左右される政策金利は、取引において非常に重要であるといえます。

 

政策金利の発表時間

・約6週間ごとに1日〜2日開催(年8回)

・夏時間の場合3:15

・冬時間の場合4:15

 

②米・雇用統計

雇用からアメリカの経済状況を分析する指標が、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)です。

アメリカ以外の国でも大事な指標ではありますが、特に世界中の投資家がチェックしているのがアメリカの雇用統計です。

自営業や農業従事者を除いた「雇用状況」と「失業率」を表した、非農業部門雇用者数・失業率が特に注目されます。

現在のアメリカの経済状況を知る上で、米・雇用統計の良し悪しは重要なポイントとなります。雇用状況が分かれば、アメリカの企業の経営状況が分かるからです。

①で述べた政策金利も、この雇用統計によって変わってくるため、為替相場の値動きに大きく関わっている指標です。

米・雇用統計は、多くの指標の中でも特に大きく瞬間的な値動きを起こしやすい指標です。そのため、発表前後のエントリーは避けた方が良いでしょう。

 

米・雇用統計の発表時間

・毎月第一金曜日

・夏時間の場合21:30

・冬時間の場合22:30

 

③消費者物価指数(CPI、HICP)

これは国内の物価のインフレ動向を示す、物価関連の大事な経済指標です。

CPIとは日本や米国での呼び方、HICPとは欧州の呼び方でEU加盟各国のCPIをまとめてHICPと呼んでいます。

物価が高ければ経済状況が良い、という判断も可能ですが、場合によっては物価の上昇が進みすぎたため消費が減るということも考えられます。

難しい指標のひとつであるため、自信がなければこのタイミングのトレードを避けるという手もありでしょう。

また、このCPIの数値は各国で上限ラインが決まっているため、もしこの上限ラインを超えると物価上昇が進みすぎているという判断で、インフレを警戒して利上げが行われることも多いです。

つまり①で述べた政策金利に影響を与えるため、重要な指標であることが分かります。

 

消費者物価指数の発表時間

・アメリカの場合、毎月15日前後

・夏時間の場合21:30

・冬時間の場合22:30

 

④ISM製造業景気指数

これは製造業約350社の仕入れ担当役員に、米供給管理協会がアンケートを実施し発表される指標です。

簡単にいうと、「製造業界においてこの先景気がどのように変化すると思われるか」を数値で表した、景気転換の先行指標です。

この指標が低いということは、今後製造業界では景気が悪くなると予想されているということです。つまり、今後国全体の経済状況も悪化する可能性があることが分かります。

一般的にはISM製造業景気指数が50%より上の場合景気が良くなり、50%を下回る場合は景気が悪くなると言われています。

 

ISM製造業景気指数の発表時間

・毎月第一営業日

・夏時間の場合23:00

・冬時間の場合0:00

 

⑤ISM非製造業景気指数

④と似ていますが、「非」製造業の経済状況を表した数値であるというところが違います。

約370社の非製造業の購買担当役員に4つの項目(事業活動・新規受注・雇用・入荷遅延)でアンケートを実施し、その結果をもとにした指標です。

簡単にいうと、「非製造業界では今後景気がどう変化していくと思うか」を数値で表したものです。

この指標が低いということは、今後非製造業界では景気が悪くなると予想されているということです。つまり、今後国全体の経済状況も悪化する可能性があることが分かります。

こちらも④と同じく50%を境目としており、ISM非製造業景気指数が50%より上の場合景気が良くなり、50%を下回る場合は景気が悪くなると言われています。

 

ISM非製造業景気指数の発表時間

・毎月第三営業日

・夏時間の場合23:00

・冬時間の場合0:00

 

⑤豪州の指標

ここまではチェックするべきアメリカの指標を紹介してきました。

経済指標の開示時間は日本時間で夕方から夜中のものが多いです。

バイナリーオプションで取引をされる方の中には、日中に活動したい主婦の方などもいらっしゃると思います。

そんな方におすすめなのがオーストラリアの経済指標です。

しかし、日本の日中の時間は欧州・米国の市場が開いている時間帯ではないため、それほど重要視されていない経済指標が発表された際も、急激な値動きが起こる可能性があります。

チェックした方がよい経済指標をいくつかあげておきます。

・政策金利

・雇用統計

・CPI

・貿易統計

・小売売上高

・住宅許可件数

 

まとめ

バイナリーオプションをするうえで、経済指標がいかに大切かおわかりいただけたでしょうか。

経済指標を使った取引での危険を回避するためには、どの経済指標が重要で、いつはっぴょされるのかを知っておかなければなりません。

経済指標での突発的な値動きにがっかりさせられることのないよう、経済指標はしっかりとチェックしておきましょう。

 

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