バイナリーオプションにおけるゾーントレード手法について

バイナリーオプション攻略法

この記事にたどり着いた方の中には「勝率が安定しない・・・」というお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

トレード初心者の方だと、ラインの定義が確定していないままとりあえずラインを引いていたり、そもそもラインを引く場所が分からなかったりする方が多いと思います。

そんなお悩みを解決してくれるおすすめの方法が「ゾーントレードマーク」です。

ゾーントレードのテクニックを覚えて上手く活用することで勝率アップに繋がります。

この記事ではそんなゾーントレードについて徹底的に解説していきます。

 

ゾーントレードってなに?

似た言葉の「ライントレード」では、ラインを一本だけ引いてエントリーチャンスを待ちますよね。

ゾーントレードの場合は、そこにラインを一本追加して、二本のラインの間の「ゾーン」をつくります。

このゾーンをエントリーチャンスとする手法です。

もちろんライントレードもとてもよい手法なのですが、ラインをどこに引くのが正しいか分からないという方にはゾーントレードがおすすめです。

なぜなら、ゾーントレードはラインで見る時よりも幅があるため、エントリーポイントを多く探ることができ、余裕を持ってエントリーできるからです。

ゾーントレードはゾーンに入ったら即エントリーするというものではありません。

実際にエントリーする際には、ゾーンに入ったらインジケータやサインツールを参考にしてエントリーします。

 

ゾーントレード手法を利用した取引のやり方

ここからは実際にゾーントレードを利用してバイナリーオプション取引をする方法を説明します。

 

ポイント①利用するのは中長期の時間足

通常のライントレードであれば、相場の転換点などのヒゲ先である最高値または最低値を狙ってエントリーしますよね。

しかしゾーントレードの場合はライントレードのようにジャストタイミングでエントリーするわけではありません。

そのため、15分以下の短い取引だと反発が起こらずに取引が終了する可能性もあります。

なので、ゾーントレードの場合は15分以上の十分な時間を確保できる取引で行いましょう。

 

ポイント②ヒゲが長い箇所を狙う

人によってゾーンの引き方は異なるのですが、ここでは「相場の転換点の中でヒゲの長さが長い箇所」を狙うことをおすすめします。

ひとつの時間足の中で大きな反発が起きるほど、ヒゲの長さは長くなります。

つまりは、ヒゲの長さが長い箇所は反発している力が非常に強いということです。

逆にいうとヒゲの長さが短い箇所は、相場の転換点だったとしても反発の力は弱いということが分かるので、ゾーンは作りません。

 

ポイント③ゾーンはヒゲの実体の先からヒゲ先まで

実体の先からヒゲの先までをゾーンとすれば、ライントレードの時よりもたくさんのエントリーポイントを探ることができます。

ヒゲというのは同じ時間足の中で反発した値幅のあらわれですから、その部分をゾーンとすればそのゾーンに次到達した時、反発する可能性が高いということです。

長いヒゲが相場の転換点にみられる時は、そこにゾーンを作ることをお勧めします。

 

ポイント④ゾーンをブレイクしたらエントリーはやめる

実際にゾーンができたら、エントリーポイントを探します。ここで気をつけたいのが「ゾーンをブレイクしたらエントリーしない」ということです。

ヒゲの長い、反発する力が強いポイントにゾーンを作る理由は、それだけ力が強いポイントなら次に同じ場所に到達した際、再び反発する可能性が高いからだと先程説明しました。

しかし、必ずしも再度反発が起こるとは限らず、場合によってはブレイクしてゾーンを抜けてしまうこともあります。

反発する力が強いポイントであるにもかかわらず、そこを抜けてしまったということは、非常に勢いのある値動きだということです。

ということは、そのまま反発が起きずに一方向に進む確率が高いといえますね。

逆張りでエントリーをする意味がないということがわかるので、この場合は見送った方が良いでしょう。

 

ポイント⑤インジケータの数値を確認

ゾーンの付近にきたり、ゾーンの中にローソク足が入った時は、インジケータの数値を確認しましょう。

なぜインジケータの数値を確認するのかというと、どうしても逆張りで伴ってしまう危険性・リスクを少しでも減らすためです。

使うのはインジケータの中でも、オシレーター系インジケータの「RSI」をおすすめします。

このRSIは現在の相場が「買われすぎ」or「売られすぎ」かを教えてくれるインジケータです。

もしRSI値が70を上回った場合、その相場は「売られすぎ」です。

逆に、RSI値が30を下回る場合はその相場は「買われすぎ」と判断できます。

レートが反発する可能性が高いのは、この「売られすぎ」or「買われすぎ」の状態の時です。

ゾーンに入ったときにこの特性を使って、買われすぎの場合「Low」、売られすぎの場合「High」を選択すれば勝てる確率が上がります。

インジケータを使う代わりにサインツールを使うのも良いです。

 

ポイント⑥プライスアクションを見る

プライスアクションは日本語で「値動き」という意味があり、その言葉通り価格の動きに着目する手法のことです。

ゾーンとインジケータを使った判断でも十分ですが、慣れてきた方はプライスアクションも加えるといいでしょう。

プライスアクションは簡単にいうと、チャート分析の基本的な考え方のひとつであり、連続したローソク足数本のパターンから売買の判断をするという考え方です。

 

ゾーントレードのなにが良いの?

ここまで読んでくださった方はゾーントレードのメリットについてご理解いただけたと思いますが、改めてまとめてみたいと思います。

ゾーントレードには大きく3つの利点があります。

 

利点その①余裕を持ってエントリーできる

ライントレードだと、ラインにぴったりきたら即エントリーしますよね。

ゾーントレードの場合はゾーン内でエントリーを行えば良いので、オシレーターを見つつエントリーするなど、余裕を持ってエントリーすることが可能です。

焦って精度の低いエントリーを行うことが減るため、勝率を伸ばすことができるのです。

 

利点その②多くのエントリーポイントを探ることができる

ゾーントレードはライントレードに比べてエントリーポイントの幅が広いことが特徴です。

「待っていたラインの手前で反発が起きてしまった・・・」

ライントレードをしているとこのようなこともあると思いますが、ゾーントレードによってこのような事態を減らせます。

ライントレードの場合ではラインに届かず見送ったエントリーポイントも、ゾーントレードならゾーンに入ったらエントリーを検討するため、ライントレードの場合より多くのエントリーポイントを捉えることが可能です。

エントリーポイントを多く見つけられればそれだけ稼ぐチャンスも増えますので、バイナリーオプションにおいてエントリー回数を増やすことは非常に重要です。

 

利点その③トレードの効率が上がる

ライントレードの場合は、ローソク足がラインに到達した瞬間を見逃さないように常に緊張してチャートを見張らなければなりませんよね。

ゾーントレードの場合は、その一瞬しかチャンスがないということがありません。

そのため、ずっとチャートに張り付いている必要はないのです。

まずはゾーンを作って、そのゾーンに近づいてきたなと思ったらチャートを確認しましょう。

時は金なりという言葉があるように、誰しも時間は大切ですよね。

ゾーントレードをすることによって、常にチャートに張り付いていた時間を他のことに当てられるかもしれません。

すこしでも効率よく取引をするためにもゾーントレードを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

ゾーントレードについて説明して来ましたがご理解いただけたでしょうか。

いままでライントレードを行なっていたけれど、騙しによく遭ってしまったり、イマイチどこにラインを引いたら良いか分からない、という方はゾーントレードに挑戦してみることをおすすめします!

ライントレードに慣れている方も、自分のトレードスタイルを増やすという意味で、ゾーントレードを試してみても損はないと思います。

特に、ライントレードに慣れている方はやり方をちょっと変えるだけでゾーントレード手法も身につけられるので是非やってみてくださいね。

また、ゾーントレードは精神的にゆとりをもって取引ができる方法です。

ゾーントレードは常にチャートに張り付いていることに疲れた方、焦ってエントリーしてしまい失敗した経験がある方にもおすすめの手法です。

バイナリーオプションにおいて、勝率を上げることはとても重要です。

ゾーントレードを使って、どんどん勝率をアップさせましょう!

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