皆様、「ゴトー日」という言葉をご存知でしょうか？
これは仲値を利用した取引チャンス日のことで、月に6回訪れます！
この記事では仲値を利用したゴトー日のバイナリーオプション攻略法を説明していきます。
「ゴトー日」ってなに？
ゴトー日というのはズバリ5の倍数の日のことを指します。
具体的に言うと、毎月5、10、15、20、25、30日のことです。
もしゴトー日が土日祝日の時は、ゴトー日はその前日となります。
企業間の取引や入金、決済の締め日は、大抵が5の倍数の5日や10日締めとなっています。
企業が取引や決済を行うということは、ゴトー日は銀行の企業取引が活発化するということです。
また、この中には輸入関連企業等の海外からの入金も含まれます。
これらの理由で円やドルのやり取りが活発化するゴトー日は、銀行の価格設定も慎重になります。
そのため、相場に狙い目が出るのです。
仲値ってなに？
仲値というのは、顧客が金融機関で外貨を売買する際の基準レートのことです。
毎朝9:55に銀行がその日の為替の基準価格を決めるのです。
仲値が決定するのは9:55なので、それに向けて9:30ごろから輸出関連の企業などがドル買いを行います。
それにより、一時的にドル高になる傾向があるのです。
「仲値トレード」とはこのタイミングを狙って取引をすることです。
より確実性をあげるために、一般企業等も実需取引を行うゴトー日に仲値トレードを行う手法のことを「仲値ゴトー日手法」と呼びます。
つまり、ドル高に進むゴトー日の9時〜10時の1時間取引でHighにエントリーすると勝てる可能性があがるということです。
しかし、9:55を過ぎると下降傾向にある為気を付けてください。
土日がゴトー日の場合はその前の金曜日がゴトー日となりますが、バイナリーオプションにおいて金曜日のゴトー日はドル円がさらに上昇することがあり、特にチャンスだといわれています。
ゴトー日の仲値を利用した攻略法
ここからはゴトー日の仲値を利用したバイナリーオプション攻略法を説明していきます。
仲値が決まる時間の9:55を、ゴトー日のエントリータイミングとします。
仲値に向けて9:30ごろからドル円のチャートは上昇していき、9:55にピークに達します。
ピークを迎えた9:55以降は価格が下がる傾向にあります。
その特徴を利用して攻略するのです。
ゴトー日の仲値を利用した攻略法の具体的手順
①通貨ペアはUSD/JPY
②9:40からの15分取引でHighエントリー
③9:55からの5分取引もしくは10分取引でLowエントリー
ゴトー日取引の利点と欠点
どんな手法でも利点もあれば欠点もあります。
ゴトー日の仲値を利用した攻略法の利点と欠点をまとめました。
利点
①分析が必要ない
②初心者でも簡単に取引できる
③スプレッド取引ができる
欠点
①負けた際、理由が不明
②9:55以降に急降下することがある
基本的には9:40以降にHighでエントリーすれは勝てる手法のため、初心者に優しい手法であると言えるでしょう。
しかし負けた際理由が分からず、次に生かすことができないなどの欠点もあります。
また仲値以降の急降下を恐れて最後の五分で転売してしまう…といった失敗もあるかもしれませんね。
ゴトー日は60%以上の確率で上昇するという統計もあります。
分析に自信のない初心者の方はゴトー日を狙ってみるといいかもしれません。
バイナリーオプションでゴトー日を利用する際の注意点
ここまでの説明で仲値を利用したゴトー日の攻略法は初心者におすすめの簡単な手法だと理解してくださった方も多いと思います。
しかし、この手法にも落とし穴は存在します。
たとえば、リスクを分散するためにEUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYとしてしまった場合です。
一見リスクを分散できて良いように思えますが、ゴトー日の需要が高まるのは米ドルなので、エントリーはUSD/JPYのみにしてください。
ゴトー日はそれ以外の通貨ペアでエントリーしても意味がないので気をつけてくださいね。
まとめ
今回はゴトー日の仲値を利用したバイナリーオプションの攻略法を紹介しました。
いくつかのポイントを抑えれば、初心者の方でも勝率を高めることができる攻略法となっていますのでぜひやってみてください！
しかしどんな攻略法にも落とし穴はあります。
リスクをしっかりと理解したうえで、少額からはじめてみることをおすすめします。
