みなさんはバイナリーオプションの「連打法」というのをご存知でしょうか?
この記事では連打法とは何か、連打法の利点・欠点などを説明していきます。
連打法ってなに?
ある程度ボラリティの高い相場で、同じエントリーポイントで繰り返しエントリーを行う方法を「連打法」と呼びます。
この方法はハイリスク・ハイリターンなため、一種のギャンブルのような方法になります。
しかし、バイナリーオプションはちゃんとした金融取引であり、ギャンブルではありませんよね。
つまり、がむしゃらに連打していれば良いというわけではありません。
連打法は相当な裁量を持ち合わせている方にしかおすすめできない方法だと言えますが、どうしても連打法を利用したい場合は分析をしっかり行い、自信のある場面で使う必要があります。
連打法の利点と欠点
どんな方法にも利点があれば欠点もあります。
それはもちろん連打法にもあてはまります。
双方の面を確認した上で連打法をやってみるか考えてみましょう。
連打法の利点
まずは連打法の利点から見ていきましょう。
1番大きな利点は「勝った時のリターンが非常に大きい」ということです。
短い時間の中で同じエントリーポイントに同じ方向にエントリーし続ければ、バイナリーオプションの性質上稼ぐことが可能です。
たとえば、ペイアウト率2倍の取引に1000円でエントリーしたとします。
3回連打して予想が当たったとすると、2000円×3回=6000円の払い戻しがあるということです。
とても簡単に、短時間で利益を増やすことができるということですね。
連打法の欠点
先程紹介した利点から想像がつくように、連打法の欠点は「予想が外れてしまった場合一瞬で損失額が膨れ上がってしまう」ということです。
利益を得るのが簡単な分、損失も簡単に出てしまうんですね。
恐ろしいことに、数分で何十万もの資金を使ってしまうということもありえます。
利点と欠点を説明しました。
このことから分かるように、連打法を利用して稼ぐためにはエントリーのタイミングを分析し、ここぞという場面で連打する必要があると言えるでしょう。
連打法の注意点
ここからは連打法を行う上での注意点を説明します。
連打法はスキルも必要ないため、軽い気持ちで手を出してしまいやすいです。
しかし先程説明したように、あまり考えずに連打法を行うと大きな損失を出してしまう可能性があります。
これから説明する注意点をしっかりと頭に入れた上で行うようにしてください。
注意点①資金管理
どの方法においても資金管理は重要ですが、連打法においては特に気をつけなければいけません。
なぜなら、自分の資金に見合った金額でエントリーしなければ、連打法は1度に複数回の取引をするため、一瞬で資金が底をつく可能性があるからです。
なので、連打法を行う場合は普段の取引よりも数%低い資金で取引を行ったほうが、リスクを下げることができます。
具体的に説明すると、他の方法の際は自分の資金の10%で取引をされている方は、連打法の場合は数%下げて4〜5%の資金内で行うと良いでしょう。
いきなり、普段通りの10%の資金で連打法をしてしまうと、例えば5回ずつ連打した場合2回目の取引で早くも資金がゼロになってしまいます。
連打法を行う場合は、なるべくリスクを下げることが重要になります。
注意点②口座凍結
次に気をつけなければならないのが、連打法には口座凍結の可能性があるということです。
同一方向の購入を行ったからといって口座が凍結する可能性は低いですが、両建てを行った場合は口座凍結の可能性が上がります。
両建てというのはHighとLowのエントリーを交互に繰り返すことです。
例えばHighエントリーで5連打して、負けたら次はLowエントリーで5連打する、などです。
両建てを行うことで口座凍結のリスクは高まりますので注意が必要です。
注意点③メンタル管理
バイナリーオプションで負けてしまった時に、負けを取り返そうと焦って深追いしてしまった経験がある方はいませんか?
そういった方は連打法を行うには特に注意が必要です。
ギャンブルと投資は違いますので、バイナリーオプションでは負けたからといってムキになって損失を取り返そうとしてはうまくいきません。
特に連打法はリスクの高い手法です。
そのため、普段の取引でもバイナリーオプションにギャンブル感覚で取り組んでしまっている方は、連打法を行うといつもより特に冷静さを失ってしまう可能性があります。
投資というものは増えたり減ったりを繰り返すことがあたりまえというのを念頭において、冷静かつ慎重に行う力が重要となります。
もうひとつメンタル面で気をつけなければならないのは入金癖です。
普段の取引から、資金がなくなったらすぐに少額ずつ入金してしまうという癖はありませんか?
これくらいなら大丈夫だろう、とよく考えずに入金を繰り返していると、資金が一瞬でなくなる可能性がある連打法では特に危険です。
気付いたらこんなに入金していた…ということになりかねません。
どの業者で連打法が使える?
はじめにお伝えしておくと、連打法が使える業者はあまり多くありません。
一回の取引が終わるまで次の取引を受け付けない業者が多いからです。
国内業者は取引に2時間という制限を設けています。
なので、海外業者でなければ連打法は使えません。
海外業者で連打法の使える業者としては「ハイローオーストラリア」があります。
プロトレーダーの方も多く利用している業者であり、連打法だけではなく他の方法もありますので登録して損はないと思います。
ハイローオーストラリアで連打する場合のポイント
では、ハイローオーストラリアで実際に連打を行う場合のポイントを説明します。
ハイローオーストラリアで連打する場合、ターボがいいのかハイローがいいのか迷われるかもしれません。
これはターボの場合確定時間がずれるので、ハイローを選んでください。
エントリーが遅れると不利になってしまいます。
また、50連打あたりから動作が重くなり連打しにくくなります。
pc環境にも注意してください。
ブラウザも軽いブラウザを使った方が良いでしょう。
おすすめはGoogle Chrome、Firefoxなどです。
実際の連打法による取引方法
ここからは実際に連打法を使ったエントリー手法を説明していきます。
連打法の利点・欠点でも説明した通り、前提として初心者の方には連打法はお勧めできません。
しかし、どうしても連打法をやってみたいというかた向けになるべくリスクを下げる方法で説明をしていきます。
まず、基本的に連打法は1分取引か30秒取引で行うようにしてください。
そして、ボラリティの大きい相場を選んで連打法を行ったほうが良いです。
トレンド発生時の値幅変動が大きい相場などがおすすめです。
トレンド発生時や相場が大きく動く可能性のあるポイントでエントリーしましょう。
5〜10回の連打が良いと思います。
回数は相場の動きを予想してその時に合わせて変更をお願いします。
購入前に何回連打する、と決めておいたほうが、やみくもに連打するよりもリスクを下げられます。
連打法には有効な時間帯があります。
欧州市場がオープンする16時帯が、相場が大きく動きやすい時間帯であるためおすすめです。
これと同じく、相場が動く可能性があるという理由でニューヨーク市場のオープン時もおすすめです。
相場を見て、あまり値動きがない場合はエントリーを見送ることも大事でしょう。
まとめ
今回はバイナリーオプションにおける連打法について説明してきました。
連打法はハイリスク、ハイリターンな手法であることをご理解いただけたかと思います。
ギャンブル要素のある手法のため特に注意が必要であると言えるでしょう。
連打法はスキルがなくても稼ぐことのできる手法に見えるかもしれませんが、連打法を行う場合は冷静に分析し勝てる場面で連打しなければあっという間に大きな損失をだしてしまう可能性があります。
一概に連打法が悪い手法であるとは言えませんが、しっかり分析をした上でここぞという場面で使う手法です。
欠点を把握した上で、自分に合った使い方を心がけてくださいね。