バイナリーオプションはロジック検証を行って攻略しよう!

バイナリーオプション攻略法
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

バイナリーオプションは、安定した高い勝率を保つことができれば稼げるようになります。

そもそも、安定した勝率を出すためには、エントリーをするまでのロジックを確立させ、毎回ロジックを根拠にして取引を継続していく必要があります

ロジックを作り上げたとしても、それが利益が出ないものだとしたら意味がありません。
無駄な取引を行わないためにも、自身で見出した取引方法が本当に安定的に利益を得られるようになっているのかを、検証を行うことで認識する必要があります。

つまり、ロジックを使って取引しているのにも関わらず安定した勝率を出せない理由は、検証が不十分なためロジック自体が有効的でないことがあげられるのです。

今回は、バイナリーオプションをする上で、ロジックの検証はどのように行うべきかと、その重要性について見ていきたいと思います。

 

安定した勝率を出すためのロジックとは?

 

バイナリーオプションで勝てるロジックとは一体どういうものなのか。
まずはそこから考えていきましょう。

 

勝率60%以上を保てる

 

バイナリーオプションは、HighかLowかの二者択一ルールであることから、勝率50%の簡単に稼げる投資と思われがちです。しかし、それは勘違いです。

バイナリーオプションでは、勝率60%以上を出さなければ利益を出すことはできません
そのため、稼ぎたいと思うならば勝率60%以上を目指さなければならないのです。
利益を出せる手法でなければ、根本的に勝てるロジックとは言えないでしょう。

 

マーチンゲール法はしない

 

前提として、勝率を出す際にマーチンゲール法は使ってはいけません。
マーチンゲール法とは、勝率50%で配当2倍のギャンブルによく使われる手法で、負けた時に次のターンで2倍の金額を賭けることを続けていく方法です。どれだけ連敗しても一回勝てば負けた分を取り戻せる、という理論になります。

しかし、マーチンゲール法を使うと、自身のロジックに対し正しい勝率を出すことができません
たとえ結果として勝っていても、取引数としては負けの方が多くなってしまいますので、安定して勝てるロジックとしては、成り立っていないことになります。

 

月毎の勝率誤差が数パーセント

 

もしも、まだバイナリーオプションを始めたばかりで、勝率が低い且つ少ない利益しか出せないという場合でも、安定した数値を保てているならばそれは勝てるロジックと言えます
反対に、最終的に利益があったとしても月毎に見てみるとバラバラの勝率しか出せていないという場合は、有効なロジックを見出せているとは言えません。

勝率の誤差を最小限に抑えて維持できるのであれば、そのロジックは磨いていけば必ずしっかり利益を出せる必勝法に育つでしょう。

 

相場に影響されない

 

相場に対して柔軟に対応できることは、投資をする上では重要なことかもしれません。
しかし、取引ルールを場当たり的に変更するようなロジックでは、安定して勝てるロジックとは言えません
ロジックとは、明白でなければなりません。条件は具体的に、軸はしっかり保ちながら取引を行いましょう。もしも、臨機応変に考えなければいけない状況になった時は、他のポイントで勝てる根拠を見出せるように心掛けましょう。

 

検証するための準備

 

では、ここからロジックの検証方法について見ていきましょう。

ロジックの検証を始めるためには、まず自分の取引方法を確立することから始める必要があります。

取引手法は順張りなのか、逆張りなのか。

自分が取引可能な時間帯はいつか。

自分の取引時間帯の相場はトレンドなのかレンジなのか。

どの通貨ペアにするのか。

判定時間は、短期にするのか長期にするのか。

手法・時間帯・通貨・判定時間は、勝率にとても影響してくるポイントです。

自分の目指す取引スタイルに合ったものを取捨選択しましょう。

 

これらの方針を決めたら、次にインジケーターを準備します。

順張りなら移動平均線や一目均衡表、逆張りならRSIやボリンジャーバンド、といったように分析する上で適した道具を揃えましょう。

取引方法と検証道具が集まったら、毎回条件を揃えてエントリーしましょう。条件とは、時間帯・取引方法・判定時間のことです。
期間としては1ヶ月ほど続けて検証を行いましょう。できれば、毎日エントリーすることがベストです。
検証期間中は勝つことにあまり執着せずに、毎回同じルール上で取引を行うことで実績を比較しやすくなるのです

 

2つのロジック検証方法

 

検証方法は、大きく分けて2つありそれぞれ特徴があります。

この2つの方法をどちらも取り入れることで、より正確な検証結果を見出すことができます。

 

過去チャートを活用した方法

 

過去チャートを見ながら、自身のロジックを使いエントリーポイントを見出す方法です。

「バックテスト」という言葉をよく聞くと思いますが、これは自身のロジックを過去チャートに当てはめて勝率を算出することです。自分のロジックがどの程度有効的で、どのくらいの勝率が出せているのか、また自身のロジックの不安要素は何かをじっくり考察して把握できるため、検証するにはとても有効な方法と言えます。

しかし、過去チャートはあくまで既存データに過ぎません。実際に動いているチャートではないため、とっさの判断力は身につきません
また、過去のチャートと実際のチャートの動きはまったく同じとはいきませんので、勝率を算出したとしても、それがそのまま現実の相場に適用されるわけではありません。
過去チャートでの検証一本で、慌てて結論を出さないようにしましょう。

 

デモトレードを活用した方法

 

バイナリーオプション業者が提供するデモトレードの機能を使えば、実際のチャート画面を見ながら取引方法を検証することができます。

デモトレードではロジックの検証をするだけでなく、リアル相場で自分の取引方法を試すことができるので、本番さながらの感覚を掴むことができます。つまり、リアル相場に合わせて臨機応変にロジックを適用させていかなければならないため、過去チャートを使って検証するよりも判断の瞬発力が求められます。デモトレードで検証を行うことで、実際の相場にも通用するロジックを確立させることができるのです。
また、デモではありますが実際に取引ができるので、勝ちも負けも経験できます。
検証する上で大切なのは、負けた時にしっかり反省をすることです。負けた理由を明確にして改善策を考えておかなければ、実際の取引に活かすことはできませんし検証の意味がありません。自身の裁量を身につけるためにも、悪い部分の振り返りをしっかり行いましょう。

 

検証結果をどう活かすか?

 

取引方法の再検討

 

検証した結果で、勝率が平均60%を超えなかった場合は再検討が必要です。

まず根本的に、確立したロジックが本当に正しいのかを見直しましょう。

ロジックの条件は曖昧ではいけません。条件が具体化されていない場合、エントリーポイントを絞れていない状態に陥り、判断を鈍らせます。

また、設定した条件が満たされたタイミングだけでエントリーできているかを振り返りましょう。条件が満たされていないのにエントリーしてしまっては、正しく検証ができないからです。

 

検証方法の再検討

 

検証するための道具を見直すことも大切です。
準備したけど、あまり使わなかったインジケーターがあれば外しましょう。余計な情報は、ロジックを曖昧にさせます。
また、他のインジケーターを追加して再度検証にかけてみるのもおすすめです。

期間はまた同じく1ヶ月ほど設定して、検証し直しましょう。
これを繰り返すことで、ロジックに磨きがかかり、バイナリーオプションの攻略法が身についてくるのです。

 

なぜ、ロジックの検証が必要なのか?

 

バイナリーオプションだけではなく、他の投資も含めて言えることは、すぐに勝てるようになると思ってはいけないということです。
ロジックの検証が不十分になってしまう人の特徴は、短気であることです

ちょっと負けが続いてしまえば、すぐに取引方法を変えてしまい、検証にならないといったことになります。

安定的で勝率の高いロジックは、一朝一夕で作られるものではありません。
誰かに教えを請えば、簡単に手に入るロジックもありますが、それでは自分の裁量は磨かれませんし、応用が効かないでしょう。
勝てるロジックとは、自分で地道に検証と改善を続けていく中で確立されていくものなのです

 

勝てるロジックは検証の先にある

 

バイナリーオプションで勝つために検証することが重要であることは、お分かりいただけたかと思います。

仕事上でも同じように、PDCAサイクルという継続的な改善手法があります。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)という流れを繰り返すことで、業務が改善されるという考え方です。
バイナリーオプションもそれと同じで、ロジックを組み立て検証を繰り返すことによって、状況が改善されていくのだと思います

取引方法を具体的に決める
検証方法を設定する
期間を決めて実施する
検証結果から再検討する
検証を繰り返す

上記の流れを、時間をかけて続けていきましょう。
地に足付けて先を見据え、コツコツと検証を積み重ねる人が、勝率の高いロジックを確立させることができるのです。

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