今回はバイナリーオプションにおける、ピンバーを利用した攻略方法を徹底解説します!
ピンバーってなに?
チャートを見たときに、実体よりもヒゲの方が約3倍大きいローソク足のパターンのことを「ピンバー」と呼びます。
ピンバーはチャート上での相場転換のサインとされています。
つまり、もし価格の高値で現れたとしたらそこからは下降するかもしれないと分析できます。
なぜ相場が転換するときにピンバーが現れるのでしょうか?
それは、ピンバーが段々と利確する人が増加してきた点を示しているからです。
たとえば上に長いヒゲのあるピンバーが上昇トレンドで現れたとします。
このピンバーを分析すると、まだ価格が上がるように思えたが、利確する人が増えて勢いが止まり、ここからは相場が下降していくということが分かります。
バイナリーオプションにおいて、市場心理を捉えて為替相場の価格変動を予測することは非常に重要です。
このピンバーは相場の未来価格を予想しやすくしてくれるものになります。
ピンバーを使ってバイナリーオプションを攻略する上での注意点
先程、ピンバーはチャート上での相場転換のサインであると説明しました。
しかし、ピンバーが現れたからといって必ずしも転換のサインであるとは言えません。
例外なのは、ピンバーが高値圏または底値圏ではない中間圏で出現した場合です。
高値圏・底値圏でピンバーが現れた場合はそこで価格が止まり転換する可能性が高いですがまた、中間圏で現れた場合はダマシですので注意しましょう。
特にレンジ相場では中間圏にピンバーがよく現れます。
ピンバーが多く発生するのは中期移動平均線の近くです。
もしこのダマシに乗ってしまい、短期足に対して逆張りエントリーすると有効性のない取引になってしまいます。
ピンバーだけに頼るのではなく、それ以外のインジケーターで反転のサインを読み取り、条件が揃ったときにエントリーするようにしましょう。
ボリンジャーバンドとピンバーの組み合わせ
ボリンジャーバンドとピンバーを組み合わせることによって、転換点をより分かりやすく見分けることが可能になります。
ピンバーだけでも転換のサインとして見ることもできますが、ピンバーが現れたら確実に転換するというわけめはありません。
抵抗線があることにより、転換の可能性が上がります。
なので、ボリンジャーバンドを使って転換の可能性を上げるということです。
ボリンジャーバンドの設定
・期間:25
・偏差:2
ボリンジャーバンドとピンバーを使った逆張り取引の方法
ピンバーには明確な定義が決められているわけではありません。
投資家たちはある程度の条件を満たしているものをピンバーと呼びます。
その条件とは
①実体よりもヒゲの長さが3倍以上
②実体が上に位置するピンバーは上昇を表し、実体が下に位置するピンバーは下降を表す
③実体の位置が先端に近く、ヒゲから20〜30%以内にあるのが良いピンバー
では実際にどのタイミングでエントリーをすれば良いのかを説明します。
エントリーは下記の条件が重なったタイミングで行いましょう。
①ピンバーが出現している
②上昇中の際は1つ前のローソク足と比べて高値を更新している。下降中の場合はその逆となっている。
③ボリンジャーバンドにピンバーが触れている、もしくはボリンジャーバンドを超えている。
以上の3つの条件が満たされたら3分取引で逆張りエントリーを行いましょう。
大事なポイントはピンバーを見間違えないこと、そして1つ前の高値や安値を確認することです。
勝率はボリンジャーバンドとピンバーの組み合わせでどれだけ上がる?
ボリンジャーバンドとピンバーを組み合わせることによってどのくらい勝率は上がるのでしょうか?
ピンバーだけを見るなら、短時間の間にピンバーはいくつか発生します。
しかし、ボリンジャーバンドを組み合わせたときにピンバーが発生していて、なおかつボリンジャーバンドに関わっている点というのはかなり絞られます。
このように条件を満たしていて確実に勝てるタイミングでエントリーができるので、ピンバーのみを見るときより勝率はアップするでしょう。
条件を満たさなければならないのでエントリー回数は減りますが、負けるエントリーを回避することが可能です。
負けをいかに回避するかというのはバイナリーオプションにおいて非常に重要な点ですので、たとえエントリー回数が減ったとしても確実に勝てるポイントでエントリーすることで稼げるようになります。
まとめ
ボリンジャーバンドとピンバーを組み合わせる方法などについて説明しました。
見やすくわかりやすいピンバーは多くの投資家に意識されているローソク足です。
意識しやすいということは、敏感に反応するため相場の転換が起こりやすいです。
バイナリーオプションでは、ピンバーは高値と安値を意識することで勝率を上げることができます。
今回はボリンジャーバンドと組み合わせる方法を説明しましたが、ボリンジャーバンドもまた多くの投資家に使われているテクニカル指標です。
こちらも多くのトレーダーが使っているだけあって反応がしやすいです。
この人気の2つの組み合わせはかなり相性が良いと言えるでしょう。
為替で取引をするのに、多くの投資家が利用している手法を使うのは非常に有効な手段です。
その点から見ても、ボリンジャーバンドとピンバーの組み合わせはおすすめの手法です。
しかし注意しなければならないのが、条件を満たしたピンバーは1日の中でそんなに頻繁に現れるものではないということです。
なかなか発生しないため、焦って条件を満たしていないのにエントリーしてしまうことがないよう気を付けてください。
ピンバーを見間違わないように落ち着いてエントリーすればきっと勝率をアップできますよ。